バックアップのパスワードを思い出せない場合の解決策

私の周りには、iPhoneのデータをパソコンにバックアップするためにiTunesを使っている人が多いのですが、iTunesを使ってバックアップする際にバックアップのパスワードを設定する必要があります。このパスワードは、次にデータをバックアップまたはリストアするときに入力します。入力しない限り、データを復元することができません。この肝心なパスワードを忘れたり、覚えていないとバックアップしたデータを復元できないので困りますよね。ご心配なく、今回は2つの解決策をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください！

iTunesのバックアップ暗号化とは

iTunesのバックアップ暗号化とは、iTunesに保存したデータを保護するための手段です。具体的には、iTunesにバックアップされたデータのパスワードを設定し、バックアップやデータの復元を行うたびにこのパスワードを入力する必要があります。データをバックアップする際に暗号化しないことも可能ですが、基本的に暗号化する方が、パスワードを忘れない限りはメリットが圧倒的に多いです。やはりデータを暗号化することをおすすめします。

方法1、iPhoneをリセットして暗号化を解除する

暗号化したバックアップは、パスワードがなければ使えません。iOS11以降やiPad OSでは、デバイスをリセットすることでパスワードをリセットできます。以下の手順で行います。

ステップ1、iPhoneの設定アプリを開き、「一般」＞「転送またはiPhoneをリセット」＞リセット＞「すべての設定をリセット」という順に選択します。

ステップ2、「すべての設定をリセット」をタップし、iPhoneのパスワードを入力します。そして、iPhoneのリセットが始まります。

iPhoneのリセットが完了すると、バックアップのロックが解除され、再びiTunesでバックアップする際にバックアップパスワードを再設定することができます。今度こそパスワードを覚えておいてください。

方法2、AnyUnlockを利用してバックアップパスワード忘れの問題を解決する

設定をリセットすると、バックアップのロックは解除されますが、バックアップされたデータを復元することはできません。もしバックアップした重要なデータを復元する必要がある場合は、AnyUnlockを利用してパスワードを取り戻すことをお勧めします。

AnyUnlockでバックアップパスワードを解析する

パスワードを忘れたが、またデータを復元したい場合は、AnyUnlockを利用してパスワードを解析することができます。

ステップ1、AnyUnlockを起動し、「iTunesバックアップのパスワードを復元」を選択します。

ステップ2、目的のバックアップを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

ステップ3、三つの暗号解析モードから一つを選択して、暗号化されたバックアップパスワードの復元が開始されます。

ステップ4、解析が完了すると、以下の画面が表示さます。

AnyUnlockでバックアップのロックを解除する

バックアップパスワードがわからなくてもAnyUnlockを利用すれば簡単にバックアップロックを解除できます。以下に操作手順を示します。

ステップ1、AnyUnlockを起動し、「iTunesバックアップの暗号化を解除」を選択します。

ステップ2、「開始」ボタンをクリックします。

ステップ3、「今すぐ解除」ボタンをクリックすると、バックアップロックの解除が開始されます。

ステップ4、バックアップの暗号化が解除されると、以下のようなインターフェースが表示されます。

まとめ

今回はiTunesのバックアップパスワードを忘れたときの対処法を紹介しました。AnyUnlockを利用することで、バックアップの暗号化を直接解除するだけでなく、バックアップのパスワードを解析することもできるので、簡単で便利です。早速ダウンロードして体験してみてはいかがでしょうか。